『CELLINK Collaborative Partnership Conference 2019』が開催されました!

当社は、11月上旬に米国ニューオーリンズで、第3回目となるCELLINK Collaborative Partnership Conferenceを開催しました。イベントには、お得意先様から初参加の方まで、多くの皆様にお集まりいただき、業界の最新情報を学ぶなど、大いに盛り上がりました。今回はその内容を、当日ご参加できなかった方にもご紹介します。

バイオプリンティングで最も優秀な研究者とのつながり

CELLINK Collaborative Partnership Conferenceには、今年も世界中から100人以上の科学者にお集まりいただきました。社交的な場がネットワーキングに最適な環境のひとつであると考えているため、地域の人々が交流し、新しいつながりを形成する絶好の機会を提供するために、2つのソーシャルイベントを開催しました。

ニューオーリンズの中心で行われたキックオフには、全員が招待され、この後2日間にわたるバイオプリンタに関する議論やインスピレーションを得るための準備に励みました。CELLINKのCEO兼共同創設者であるErik Gatenholmは、最新成果を紹介し、当社のコミュニティができることと、そして業界をどのように前進させているかを強調しました。

「CELLINK Collaborative Partnership Conferenceの交流会では、研究者のネットワーク作りと同時に会を楽しむことが可能です。リラックスした雰囲気の中でつながりを持ち、私たちがそれぞれ何をしているのかを知ることができました」とイリノイ大学シカゴ校のGhasem Yazdanpanah博士は述べています。

CELLINKはこの3年間、雇用とコラボレーションの機会を意図的に作り、地域社会の研究を進め、バイオプリンティング産業の牽引に力を注いできました。参加者は夜を明かして踊り、本場のニューオーリンズ料理を楽しみ、共同研究、研究機会、プロジェクトなどについて、何時間も語り合いました。

バイオプリンティング業界に不可欠な、異分野のリーダーによる刺激的で教育的な講演

素晴らしい講演者の皆様から、研究成果や知恵を共有していただきました。Ali Khademhosseini教授、Nasim Annabi教授、Minna Bissell教授、Bob Langer教授、David Kaplan教授、David Williams教授などといった一流の科学者から話を聞くことができたのです。

ここでは、そのトピックをご紹介します:

  • 軟組織を3Dプリントするための弾性バイオインクの開発:Nasim Annabi教授
  • 精密医療の工学:Ali Khademhosseini教授
  • 再生医療と組織工学:Bob Langer教授
  • 生体適合性とバイオマテリアルおよびバイオプリンティングに関する考察:David Williams教授
  • シルクタンパク質を使用した3Dおよび4Dプリンティング:David Kaplan教授
  • 血管新生人工臓器:Kyung-Sun Kang教授
  • なぜこれ以上がんにならないのか:Mina Bissell教授

「この会議は、バイオプリンティング分野のリーダーから話を聞き、研究仲間と会うことができる素晴らしい機会でした。医療やバイオプリンティングの未来についての意見交換やディスカッションは最高でした。」– アイオワ大学(米)、Noah Laird博士

「オルガノイドや3Dバイオプリンティングの分野のリーダーによる刺激的な講演や、傍聴席での科学者同士の興味深い交流など、大変有意義な会議となりました。」 – ナント大学(仏)、Lisa Oliver博士

CELLINKチームによるバイオプリンタ・ワークショップやデモ

当社の使命は、研究者の皆様が目標を達成し、医療の未来を築くために、最高の製品と顧客サービスを提供することです。そのために、2日間にわたってデモやワークショップを行い、コミュニティの皆様が当社のシステムで最大限のユーザーエクスペリエンスを得られるよう支援しました。

 

BIO X、INKREDIBLE+、Lumen X(Volumetric社製)など当社の装置を展示し、組織工学や再生医療などのプロジェクトを強化するための活用方法をご紹介しました。

 

CELLINKからは、アプリケーション、セールス、ハードウェア、ソフトウェア、バイオインク・ティッシュエンジニアリングの各チームが参加し、会議期間中、コミュニティメンバーの研究を支援し、同様のプロジェクトや補完的なプロジェクトに取り組む研究者同士の交流を深めました。

 

「CELLINKが顧客を成功のためのパートナーにすることを重視してくれるので、大変うれしく思います。彼らの製品を購入して一緒に仕事をしたいと思わせてくれ、結果として両者の努力を成功させることができます。これからもよろしくお願いします。」 – Ronawk(米)の社長兼創設者、A.J.Mellot博士

角膜、心臓、血管網、皮膚のバイオプリンティングなど、CELLINKコミュニティの功績は留まるところを知りません。2020年イベントの最新情報については、SNSで!ぜひ当社のアカウントをフォローしてください。

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