INKREDIBLEを用いた三次元人工骨様組織構築の試み

October 24 | 3 p.m. JST, 8 a.m. CEST | Speaker: Dr. Takaaki Arahira, Associate Professor, Kyushu Institute of Information Sciences

SPEAKER

Dr. Takaaki Arahira
Associate Professor
Kyushu Institute of Information Sciences
24 OCT
2023
3:00 pm JST
8:00 am CEST

概要:

現在3Dプリンターは家庭でも手軽に使用でき、より身近に感じるようになりました。3Dプリンターの適用範囲は機器・部品等の製造販売にとどまらず、建築物や食品加工、人工臓器など様々な分野に応用されています。特にバイオ分野に特化したバイオ3Dプリンターの台頭によって、人工臓器をデザインすることが可能となりました。このことはこれまでの人工臓器の領域では困難であった複雑な形状を再現できることを可能にすると期待されており、ますます研究が進んでいく領域ではないかと考えられます。

本ウェビナーでは、INKREDIBLEに出会う前の足場材のデザインとそれを用いた人工骨様組織の作製に関する研究を概説し、INKREDIBLEによる人工骨組織構築に関する基礎的研究の一端を紹介します。これからバイオ3Dプリンターを導入しようと考えている研究者の方、バイオ3Dプリンターを用いてどのような実験ができるのか知りたい学生の方、人工臓器関連研究に興味のある機械・材料分野の研究者の方に聞いてもらえれば幸いです。

講師ご紹介:

荒平 高章先生は、九州大学大学院総合理工学府 博士課程を修了後、福岡歯科大学にて勤務されたのち、現在は九州情報大学経営情報学部情報ネットワーク学科の准教授を務めていらっしゃいます。
2013年日本臨床バイオメカニクス学会「優秀論文賞」、2017年日本機械学会「奨励賞(研究)」、2020年日本機械学会「瀬口賞」、2022年文部科学大臣表彰若手科学者賞など数々の賞を受賞されており、機械工学 バイオエンジニアリング バイオメカニクス データサイエンスをご専門に現在も幅広くご活躍されています。

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