SPEAKER
Assistant Professor, Vellore Institute of Technology & Faculty In-charge for VIT’s 3D bioprinting facility called as “Human Organ Manufacturing Engineering (HOME)” Lab
1:30 p.m. IST
5 p.m. JST
概要:
3Dバイオプリンティングの2つの重要なアプリケーション(3D心筋組織モデルの構築と革新的な医薬品製剤)に関するウェビナーです。本ウェビナーでは、特に次のポイントに焦点を当て、Dr. Arunkumar Palaniappan に解説いただきます。
- • 心筋組織構築用の生体工学的アプローチ
- • 従来の静電紡糸(エレクトロスピニング)法を超える3Dバイオプリンティング
- • 革新的な医薬品製剤の形成に果たす3Dプリント技術の重要な役割
講師ご紹介
Dr Arunkumar Palaniappanは、べロール工科大学(VIT)ベロール・キャンパスにあるCBCMT(生体材料・細胞・分子セラノスティクス研究センター)で助教授を務めておられます。また、2019年にはVITと深圳大学(中国)の協力により設立されたVITの3Dバイオプリンティング研究施設である「Human Organ Manufacturing Engineering (HOME)」の担当教員として就任されました。
先生は、米国シンシナティ大学メディカルセンター(オハイオ州シンシナティ)およびオハイオ州立大学(オハイオ州コロンバス)での3年間のポスドク研究研修を経て、2019年11月にVITベロールに着任されました。
先生の研究チームは、主に治療やセンシング用途といった様々なバイオマテリアルやナノマテリアルの開発に取り組んでいます。また、3Dバイオプリンティング応用のためのバイオインク開発、特に心臓やがん組織模倣の3Dバイオプリンティングに注力しています。先生は、ヒト医薬品のためのヒト組織/疾患モデルの可能性を信じており、医薬品スクリーニング用途のための3Dヒト組織モデルの開発に取り組んでいらっしゃいます。
また、DST-SERBプロジェクトの1つを成功に導き、現在はICMRのプロジェクトを3つ運営しています。国際的な査読付き研究発表25件、著書4冊、米国特許1件、インド特許4件の実績など、幅広くご活躍されています。