DLP(光造形方式)によるマイクロニードルパッチの3Dプリント

開催日時:2024-04-26 16:00:00

CEST | 11 p.m. JST

登壇者:

Prof. Dimitrios Lamprou, Queen’s University Belfast

SPEAKER

Prof. Dimitrios Lamprou

Chair of Biofabrication & Advanced Manufacturing

Queen’s University Belfast

25 April
2024
4 p.m. CEST
10 a.m. EDT
11 p.m. JST

本ウェビナーはライブ配信のみとなります。大変恐れ入りますが、録画配信はございませんので、ご了承ください。 

概要:

マイクロニードルは、針の部分が皮膚のバリアを突破することで薬剤の投与を可能にし、薬剤の浸透を高める効果的な方法です。しかし、従来のMNを調製する方法は、時間や特殊な鋳型が必要で、非常に労力がかかるものでした。

3Dプリンティング技術を活用することで、作業時間を大幅に短縮し、形や大きさのカスタマイズが可能になり、マイクロニードルの製造プロセスに革命をもたらすことが期待できます。ただし、特に水を主な溶媒とする場合、プリント用の樹脂に対する薬物の溶解性が課題となります。

本ウェビナーでは、Lamprou教授に、当社の光造形式バイオ3Dプリンタ『Lumen X』によるマイクロニードル製造例(固体、溶解、中空など)をご紹介いただきます。

主なトピック:

  • マイクロニードル製造における3Dプリンティング
  • 薬物送達および診断用の中空マイクロニードルアレイ
  • 医薬品有効成分の送達における溶解性マイクロニードル

講師ご紹介:

Dimitrios Lamprou 教授(Ph.D.、MBA)は、クイーンズ大学ベルファスト(北アイルランド)のバイオファブリケーションおよび先端製造の正教授(講座)であり、同校の産業薬剤学 MScのディレクターを務めています。また、イギリス・アイルランド放出制御(コントロールリリース)学会(UKICRS)の会長も務めていらっしゃいます。 
 
先生は、160 件以上の査読付き論文の著者であり、450 件以上の学会発表、そして国際的な研究機関や会議において170 回以上の招待講演を行い、550万ポンドを超える研究資金を獲得されています。
また、PubMedに基づくアルゴリズムにより、過去10年間にわたり、プリンティング関連の論文著者として世界の学者の上位0.1%にランクされ、プリンティング分野の世界的リーダーとして認知されています。
 
Dimitrios 先生は、薬学と生物医工学の研究により、スタンフォード大学の「世界のトップ2%の科学者」に数年連続で選ばれるなど、幅広くご活躍されています。
 

詳細はこちらをご覧ください: www.emergingtechnologieslab.com.

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