「私たちは患者自身の幹細胞を使用しているので、拒絶反応のリスクはありません。」
— UTSの研究室で、患者の細胞から心臓組織を3Dバイオプリントする研究をしているCarmine Gentile博士

3Dバイオプリントによる心臓組織の作製
シドニー工科大学(UTS)の心臓血管再生グループのリーダーであるCarmine Gentile博士は、2020年に、彼の研究室が「患者自身の幹細胞を使用して、拒絶のリスクがない移植用に個人化された心臓を3Dモデル化してバイオプリンティングできる技術を開発した」と発表しました。具体的には、この技術は、バイオプリントされた心臓パッチ内に血管を作成するための細胞の最適条件を特定しました。