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BIONOVA Xに新機能が追加されました。アドバンスト・モードによる大幅なアップデートでは、96ウェルプレートへの直接プリントや、史上初となるマルチマテリアル・プリント(複数マテリアルの同時使用)を可能にし、光造形方式によるバイオプリンティングを更なる高みに押し上げます。

マルチマテリアル・プリント

高い精度を実現したBIONOVA Xアドバンスト・モードでは、光造形方式プリンタでは初の実装となるマルチマテリアル・プリント(複数マテリアルの同時使用)が可能になりました。硬さ勾配機能と掛け合わせれば、より生体に近い組織形成が可能となり、組織工学分野の研究を新たなステージへと導きます。

このマルチマテリアル・プリントは、横方向と縦方向のモードが選べるので、様々な応用分野で実用可能となります。

例1:横方向のマルチマテリアル

例2:縦方向のマルチマテリアル

96ウェルプリント

従来の6ウェル、12ウェル、24ウェルプリントに加え、アドバンスト・モードでは96ウェルプレートの使用が可能になり、1回のプリントでより多くのデータを得ることができるため、スループットが劇的に向上しました。96ウェルプレートでのプリントにより、造形に必要なマテリアルを最小限に抑えることも可能です。

積層プリント

アドバンスト・モードでは、レイヤーレスプリントに加えて、積層プリントが追加されました。交互積層(Layer-by-layer)モードをオンに切り替えることで、サイズの大きな構造物での品質を向上します。これは、特にマイクロ流路デバイスなどを作製する際に役立つ機能です。

BIONOVA Xアドバンスト・モードについて詳しい説明をご希望の方は、お気軽にご相談ください。