I-DOT

複雑なリキッドハンドリング作業を新たなアプローチで解決

例えばプレートへの溶液充填のような単純作業から多様な試薬の混合物生成のような複雑な分注プロセスまで、リキッドハンドリング装置はあらゆるタスクをこなすことができます。しかし一般的なリキッドハンドリング装置では、ハードウェアとソフトウェアの設計上の理由から、組合せパターンを持つ分注は効率的に行うことができません。当社のI-DOT Oneは、気圧を用いた非接触方式により、堅牢でシンプルかつ信頼性の高い分注を実現しました。

独自のI- DOTテクノロジー

我々の「即時オンデマンド滴下技術」(Immediate Drop on Demand Technology; I-DOT)は特許取得済みの気圧による非接触分注技術です。基底部に穴を持つソースマイクロウェルプレートを用意し、その頂部から所定の気圧をパルス状にかけることでナノリットルスケールの液滴を生み出し、精密かつ正確に試料プレートへ滴下させます(SBSにも対応可能)。大ボリュームの分注も毎秒400パルスの高速滴下により対応可能です。すなわち、I-DOTは全く新しいアプローチでナノリットルからミクロリットルに至るリキッドハンドリングを実現しました。。I- DOT Oneは96穴の専用I-DOTシリコンプレートとI-DOTピュアグレードプレートに対応します。れ、溶液試料は毛細管現象によりプレート内の穴に保持されます。

I-DOTによる組合せ式分注

新たなアプローチで複雑なリキッドハンドリング作業にも対応

I-DOT Oneは複雑なアッセイ系の微量化を実現する非接触式の分注システムです。I-DOT内でソースプレートは上部に設置され、その下でターゲットプレートが逐次移動します。ソースプレートの個々のウェルからターゲットプレートのすべてのウェルに分注することができ、それぞれ異なる指定量の溶液を正確に滴下することできます(SBSにも対応)。すなわち、一回のプロセスで最高96種類の液体の分注が可能です。このアプローチにより高効率の組合せ分注が実現できるのです。

I-DOT Oneは、内蔵式タッチスクリーンとユーザーフレンドリーなソフトウェア((I-DOT Assay Studio)が配備された、業界で最も優れた単独動作型分注システムです。お客様のハイスループット化におけるニーズを満たすため、内蔵ソフトウェアはSiLAとの互換性を持ち、サードパーティ製品とのシステム統合が可能となっています。

I-DOT One仕様

  • 分注容量範囲: 2ー80,000 nL
  • 正確度(水溶液) < 5% (≥100 nL), < 8 % (<100 nL)
  • 精密度(水溶液) < 5% (≥100 nL), < 8 % (<100 nL)
  • I-DOTソースプレート数量: 1
  • ターゲットプレート数量: 1
  • 対応ターゲットプレート: あらゆるSBS互換ウェルプレート、例えば96; 384; 1,536; 3,456ウェルプレート
  • 分注ターゲットのカスタマイズも可能
  • SiLA互換によりサードパーティ製品とのシステム統合に対応
  • 384ウェルプレート1枚当たりの分注時間 約20秒
  • 1536ウェルプレート1枚当たりの分注時間 約80秒
  • 分注プロセス一回あたりの最大溶液数量: 96